プチ被災

今回の地震で、電気が止まりました。
家は無事だし、ガスも水道も出る。
2、3週間は凌げそうな備蓄もあったし、尽きる頃にはなんらかの支援物資があるんだろうと考えていました。

なので、大きく不安になることはなかったけれど、
電気がないのは、やはり不便。

電気がないので、wifiも使えない。
iPhoneやiPadの充電が出来ない。
災害の際に懐中電灯がわりに使うつもりのiPhoneも、
会社との連絡用に数パーセントを残して電池オフ。
真っ暗な中、早めの就寝。
次の日、会社のパソコンで被害状況を確認しようと思っていたのに、
電気が止まると地下鉄も止まっていて出社も出来ず。
一週間電気が回復しないかも。というネット記事を最後に私の情報はシャットアウト。
情報を入手する場所がない…。

被災 2日目のお昼頃に、ノートパソコンのバッテリーがある事に気付き、スマホのフル充電。
その日のうちに地下鉄が復旧することを確認して、出社準備を進めていたのだけれど、コールセンター自体その日は閉めるとのこと。
幸か不幸か歩いて出社出来た人達は、どんな状況で仕事してたのか、
それを聞けるほど、誰とも仲良くしていないので、月曜に聞いてみるつもりです。

非常自体なのだから、今となってはもう少し割り切っても良かったかな。なんて、今にして思うけれど、
無意識下で、早く元どおりの生活を送ろうと思っている自分が意外でした。
性格的に、やったー休めるラッキー!
って思う性格だと思ってた。

2日目の夜には電気が使える様になったのだけれど、
一番はじめにした事は、備蓄型のモバイルバッテリー 2つに、電池型の充電器。30本の電池。 充電器と同じ単三の電池で光るランタン。ランタンとモバイルバッテリー兼用のやつ。をネットで購入。
本当は、3週間充電出来るバッテリー 5万位のも買おうか迷いました。
それくらい、電気が使えずに情報がシャットアウトされるのがストレスだったみたい。

電気が通らないと使えないwifi にもがっかりでした。
セルラーモデルの iPad を購入しようか検討中。最低限のサービスで契約しておいて、災害時だけ使えばいいのだし。

今回の被災が、プチ被災で良かったと思うし、いい経験をさせて頂いたと思いました。
どこかで、私の住むところは、災害とは無縁だと思っていたのです。

普段から、飲料や食料の備蓄。
火を使う手段。
情報の確保の方法。
トイレ用にお風呂に水を溜める。
薬はちょっと余るくらいで病院にはマメに行く。
気を引き締めるいい機会だったと思います。

北海道全体がブラックアウトした日の星空はとても綺麗だったとか。
その情報が、一番欲しかったかもと思うところです。




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