老いるのが哀しい

多分、私はナルシストだ。
鏡を見ているだけで、平気で1日が終わる。

それくらい、穴の開くほど鏡を見て来たのに、
口もとの小じわに気づかなかった。

気づかなかった原因に今日気づいた。
顔を近づけて鏡を見るから、
遠くから見たときに老けて見える事に気づかなかったのだ。
見たいものしか見ていなかったのだ。

ここ数日、この小じわとひたすら格闘して来た。
この小じわが元々あったものかどうかもわからなくなって来て、
若い子の口もとにデフォルトでシワがあるのかを確かめて見たりもした。

昔は化粧崩れなんて気にも止めなかったのに、
むしろ、スッピン見てください!くらいの勢いだったのに、
今はアフターの化粧の崩れた顔を見て泣きたくなる。

こんな顔で仕事してたんだ私…。

歳を重ねるのは構わない。
しかし、老化は受け入れられない。
歳を取っても綺麗な人を見て、
私もああなるのだと、勝手に思い込んで来た。

この先、老い続けていくことに耐えられるだろうか。

とにかく、この小じわをなんとかしたい一心で、
メーカー化粧品のカウンセリングを受けて来た。
化粧崩れしないファンデーションください。というと、
この肌では、どのファンデーションを使っても無理です。と、
ビシバシスキンケア指導をされた。

はじめは面食らったけれど、はっきり言ってくれてありがとうおねーさん。
基礎化粧品含め、2万円のお買い物、無駄にしない様に頑張ります。




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