感染日記

感染1日目



起きた時より体中が痛い。
2,3日前に氷で滑って転んだので、
その痛みが遅れてきたのかと思った。

ベットから起き上がるのも辛く、
階段も一段づつ、
ゆっくり足下を確かめる様に降りる。

とにかく寒い。
何枚も重ね着するが、
全身にメンソールをつけた様に寒い。

咳をする度に全身に響く。
朦朧とした意識の中で湿布を探し、
額と首に貼り寝る。

昼に再度熱を図ると38.3分。
親に頼んで冷えピタを買って来て貰い、
暖かくして寝る。


感染2日目

熱を測ると38.5分
ひたすら寝てたのに上がってる。
このまま根性で出社しようと思ったが、
頭が回らなくて失敗したくなかったので、
休みの連絡。

センターに電話しても派遣会社に電話しても冷たい返答。
病院の証明書持って来いとか、
それのみ。
人としての暖かさを感じなく残念に思うと反面、
会社が求める電話応対とは人としての暖かさだったかと何かを掴んだ感じ。

午前中のうちに病院へ、
アンケート用紙に熱を記入したところ、
すぐにカーテンの所へ隔離される。

カーテン程度で隔離出来るものかと疑問に思う。

隔離されすぐに鼻に綿棒を突っ込まれる。
相当痛い。
自分でやりますと言おうかと思ったが、
看護師さんが優しい声がけをしてくれるので耐える。

検査結果が出たらしく、
すぐに隣のカーテンへと移される。

感染確定者と感染未確定者は一枚のカーテンで仕切られるのみ。
大丈夫なのか?

診察室へ入ると感染している事が告げられ、
症状を聴かれたのみ。
アドバイスも何もなし。

また隔離されたカーテンの所へ移動され、
病院代の支払いも、薬も、
ここで待っている様に支持される。

そこには既におじさんも数人。

貰った薬は吸引式で、
ここで吸引の仕方の指導を受ける様に勧められたが、
吸引方法の紙もあるし、
こんな隔離されたところで
薬と一緒にさらなるウィルスを吸い込みたくないと思い拒否。

貰った薬は
イルビナ吸入粉末剤という感染時の治療薬一回分と
アセトアトミフェンという解熱剤。

服用後、急な眠気に襲われ睡眠。
起床後熱を計ると37.5分まで熱は下がっていた。

この調子だと明日には復帰出来そうだとも思ったが、
感染者は5日間は隔離されなければならないらしく、
センターと派遣会社へ電話。

センターの態度は相変わらず冷たい。
派遣会社のおねーさんは優しい声をかけてくれた。
私が客ならセンターには最低の評価を返し、
派遣会社には最高の評価を返すだろう。

一度下がった熱だが、夜にはまた38.1分まで戻っていた。



感染3日目

熱は36.6から37.5あたりを上下している。
解熱剤が効いている間は下がるのだろう。

なので、
せっかくの休みなのだから、
あえて解熱剤を飲まずに熱を上げてウィルスと闘った方がいいのではないかと思う。

1日目、2日目は普通にあった食欲が、
3日目にして急になくなった。

頭痛がする様になり、
お腹もなんだか緩くなった。

ネットを見ていると、
2日で治ったという人もいるのに。

意識はしっかりしている様で良かった。



グギギギギギギギ…




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