なぜ1番の理解者を自分と同一人格と思い込むのか。

子育てはおろか、結婚もした事のない私が、
友人の子育てに苦言をていしてきた。

友人には3人の子供がいる。

友人はそのうちの、長女に、愛情が持てなくなっているそうだ。
一番上の子は、まだ12歳。
私からしたら、子供でしかない。
その、12歳相手に、女同士のケンカをしているという。

12歳って言っても子供でしょう?
というと、いーや、もう向こうは自分を親だと思っていない。
女同士のケンカだと言い張る。

よくよく話を聞いていると、原因は友人にある様な気がした。
多分、関係が悪化するずっと前から、
長女の人格をずっと無視しているのだ。
多分、無意識に、細かい事まで言わなくても自分の言いたい事をわかってくれだろうし、自分の思い通りの行動をしても褒める必要もない。と思っている。
でも、ちょっとでも自分が思うのと違う行動を取ると、そこは口うるさく注意する。

では、2番目、3番目の子供達にも同じ様に接しているのかというと、
2番目、3番目には口うるさく言わないらしい。
どうせ、言っても出来ないから、のびのび育ってくれたらいいらしい。

長女はダメなのに、2番目、3番目はいいっておかしくない?

と聞いても、友人は何が?というふうに、おかしいと思っていないらしい。
なので、例えを変えてみた。
友人には、以前より私の職場の事を話しており、友人は私の悔しさをよく理解してくれていたので、友人の家の人間関係を私の職場になぞらえてみた。

あのね、友人が、私が前に所属していたチームのマネージャー。
長女が私、2番目がBさん。3番目がAさん。
マネージャーはBさんとAさんが仕事出来ないのわかってるから、私にばかり仕事ふるの。
さらに、同期なのに、AさんとBさんに仕事を教えてあげてとまで言って来る。
教えてあげようにも、AさんとBさんは、同期なのに私から仕事を教わるのが気にくわない。
承認欲求の高い2人は、自分の評価を上げる為に、裏でこそこそ私を貶める事をいう。
一方私は、競争するのではなく、みんなで仲良く成長する事を希望する。
マネージャーにしてみると、とても新人を育てるまで手が回らない。
BさんとAさんは、もともと仕事が出来ないの多くを望まない。
でも、野兎さんは仕事わかってるんだから、自分の望む様に上手くやってよ。
そうして、野兎さんは期待通りに動いてくれなかったと、私をチームから出した。

私は次のチームで、新人らしく自分の事だけを考えられるのびのびした環境を与えられ、成績をどんどん伸ばしている。
前のチームのマネージャーは、未だ接客もまともに出来ないAさんとBさんを抱え、ある程度お世話係をしていた私を失い、毎日承認欲求の強い2人の個別面談という余計な仕事が増えただけ。

その状況を作ってるの気づいてないの?
上手く出来ないかもしれないけれど、長女はお母さんが仕事で忙しいのわかってるから、一生懸命サポートしてくれようとしてるんだよね?
まずなぜそこを理解してあげられないの?
で、お母さんを助けようと頑張っている長女はきちんと出来ないとダメなのに、サポートする気のない2番目、3番目は、どうせ言ってもやらないし出来ないからって、無条件に受け入れてあげてるのはどうして?

友人は、私の会社の人間関係に例えて、やっと、自分が長女にだけ条件付きの愛情を注いでいた事に気付いたらしい。

長女とは、とても仲のいい親子だったのに、きっと長女が人の気持ちのよくわかる子だったので、自分の人格と長女の人格を同一視したのだろう。
わかってくれるはずの子が、わかってくれない。
そこばかりがクローズアップしていったのだ。

誰か、うちの母親にも苦言をていしてくれないだろうか?








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