母の日のカーネーションってもうオワコン?

母の日にケーキを買いに行った。
ついでに花屋を除いたら、誰もお客がいなかった。

ケーキ屋は激混みで、カーネーションを模したケーキも売っていた。
帰りに、行きとは別の花屋にも寄った。

店内には誰もおらず、
小さな店舗の中に入る勇気もなかったのでそのまま帰って来た。


二十代の頃に花屋のバイトをした事がある。
一回目の時は、時給650円なのに、マニュアルハイエースで配達させられた。
当時ヤマトでは時給800円だったので、花屋の売り子で募集かけといて配達させるってズルくない?と感じたし、仕事内容もとてもハードだった。

2回目の母の日には、私と、新人1名の2人で店番をさせられた。
当然もう1人は戦力にならない。

だが、戦力とかそういうレベルではなかった。
レジの前に何十人という行列が出来ているのに、そのもう1人の新人、
たった1人の客の後ろをただついて歩いているのだ。

花屋の仕事はレジだけではない。
客の指定した花で花束を作ったり、アレンジメントを作ったりもするのだ。

たった2人しかいない店舗で、
何十人も行列が出来ている状況で
ただ客の後ろをついて周るだけ。

なぜこんなことを平然と出来てしまうのか。
視野が私の十分の一しかないのだろうか?
ど近眼なのにメガネを忘れて来たのだろうか。
この行列を裁くよりも、その客の後ろを歩く事を優先するべきだと考えた思考回路はなんだろう。

当然私は何度となくレジに来て手伝ってと言っている。

全ての仕事が終わって、どうしてレジに来なかったか聞くと、
お客様がついててと言ったから。との事。

その事を店のオーナーに伝えたが、どうなるものでもなく、
さばけたんだから問題なかったでしょ。で終わった。


話は脱線したけれど、普通母の日は、それほど花屋にとっては大変なイベントだったのに、
私が行った2店舗はどちらも全く客がいなかった事には本当に驚いた。

もう母の日にカーネーションを送る時代ではないんだな。
私も結局買ってないし。






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