まつげが上を向くと気持ちも上を向く

私はお金がなくて会社の無料コーヒーに砂糖を大量に入れて飢えを凌いでいた時代でも、
まつげパーマだけはやめませんでした。

どんな状況になっても私の落ちたモチベーションを唯一上げてくれるのが、
鏡に映った、上を向いたまつ毛だったんです。

まつ毛が上がっていると、目もちょっと大きくなるんです。
目が大きくなると、目の中に光が入るんです。
目がキラキラ輝いていて、
私の中のなくなっていたやる気や自信がまだあるような気がしてくるんです。





借金を700万も抱えていて、
勢いで会社を辞めてしまって、
いろんな所を転々として、
病気で身体も思う様に動かなくて、
自分という人間に自信がなくなって、
それでもゆっくりでもなんとか
700万の借金も自己破産や周りに頼らず完済目前まで来ていて、
きちんと給料日に福利厚生のついた給料を払ってくれる会社の正社員という立場なれたのも、
鏡を見たらいつもまつ毛が上を向いていて、
目がキラキラしていて、
私はまだやれるって
錯覚出来たからじゃないかなって思うんです。

私ももういいおばさんで、
すっかり歳を取ってしまったと思ったりもしますが、
誰かと目が合った時に相手の瞳孔が開いたりすると、
アラフォーのおばさんでも
目力は健在だなって、
自分の自信を取り戻す事が出来るのです。


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